スンリ ELLE JAPON
V.I
日本語も堪能な 頼れる末っ子!
メンバーの中で最も日本が堪能なV.I。撮影のときには、スタッフと積極的にコミュニケーションをとっていた。「LIVEではみんなが盛り上がっているのを見ると幸せを感じます。歌って踊って、いつもパーティーみたい!」
苦しくても、頑張る それが楽しいんです
すべり芸を極めるほど日本語能力の高さと、芸人のようなセンスを感じさせるトーク。グループの末っ子、V.Iは、BIGBANGの多面的な魅力の一役を担う、頼れる努力家だ。甘い歌声とのギャップに一撃される人も多いはず、と伝えると「これでしょ?」とゴマをするポーズで笑わせれくれる。
「メンバーみんなの個性が豊かでいろいろなキャラがいるから、その中で僕はこういう役割かな、と。日本の文化についての勉強を欠かさないのは、詳しくないと笑いはとれないから!と言いつつ、本当は自分が好きだからなんですけどね(笑)。最近、自分のことをMだなぁって思うんですよ。チャンスをもらったら、どんなに苦しくても頑張っちゃって、それが結局楽しい。これって、Mっぽくないですか?」
カメラが回っていないインタビューの席でもサービス精神を発揮してくれるV.I。LIVEではファンとのコミュニケーションが何より楽しいと語る。「皆さんが掲げてくれるボードもよく見ますよ。3人並んで、”ス・ン・リ”ってなってると、真ん中の人が来られてよかった。スリだと困るもんな、って思ったり(笑)”ピースして”っていうリクエストに応えたり。幅広い年齢の人たちがみんな一緒に盛り上がれるのが、僕たちのLIVEのよさなんじゃないかと思っています。」
2016 2.27 発売 ELLE JAPON 4月号 増刊号 より
ヨンベ ELLE JAPON
SOL
真面目かつ自由奔放 まっすぐな人柄も魅力
スカジャンに風をはらませる姿も、まっすぐな立ち姿も絵になるSOL。
「以前はもっと負けず嫌いで自分のことばかりで考えていたような気がしますが、最近は少し成長して視野の広い人間になれたような気がします。」そのたたずまいには真面目さと奔放さが同居している。
みんな一緒に”遊ぶ”感覚 それがBIGBANGの楽しさ
「メンバーがそれぞれ成長して、声や感情表現が以前より豊かになっているので、そこを聞いてみてください。」とニューアルバムについて語ったSOL。もちろん彼自身のボーカルもより濃密、しなやかに肉体から繰り出されるダンスもさらに進化している。「メインボーカルを担当しているので僕の声で曲の雰囲気がかわったりもしますよね。だから、ソロでもキャリアを積んで、グループに戻った時にいい相乗効果が出るように努力していきたい。ダンスに関しては振り付けだけではなく、全体の構成についても気を使うことが増えました。自分の好きな音楽を追求していくという意味ではソロもいいのですが、やっぱり待ち時間とかに寂しさを感じます(笑)みんなで”遊ぶ”っていう感覚があるのが、BIGBANGの楽しさだと思いますね」ワールドツアーで印象深かった公演について聞くと「どこも忘れ難いけど、初めてライブをした場所だから」とメキシコをあげてくれた。「LIVEの何時間も前から、歌って踊って、アジアとは違うノリでした。日本は自分を抑えようとする人が多いじゃないですか。でも、LIVEの終盤には抑えが効かずに乱れてくる(笑)”俺たちがこういう風にさせたんだ!”って感じられるからこそ、日本でのステージすごくはやりがいがあります。」
2016.2.27 発売 ELLE JAPON 4月号 増刊号 より
ジヨン ELLEJAPON
G-DRAGON
ライブもファッションも華やかなカリスマ
カメラの前で自由に動きながらも
完璧に自分の見せ方をコントロールしているG-DRAGON
「BIGBANGとして長く活動しているから、日常生活もパフォーマンスをしている時も、自分の中ではあまりギャップがないんです。いつも自然体で楽しんでいますね」
好きなことを仕事にできる その幸せを感じています
華やかなカリスマ性にあふれた、BIGBANGのリーダー
DRAGON。小さくお辞儀をしてインタビューの席につく姿にはどこか中性的な雰囲気も漂う。
「ファンの皆さんはまるで親しい友人のように、メンバーの特徴や性格を知り尽くしていて、LIVEの時は客席ですべてをキャッチしてくれいている気がします。かっこいいとこをもときには、かわいいところも(笑)僕らは日常生活もステージもどちらもリラックスして楽しんでいるグループだから、その気楽さが伝わっているとしたらすごくうれしい。BIGBANGだけができる自由なパフォーマンスを、これからも見せていきたいですね。」
セルフプロデュース能力にも優れている彼には、影響力を持つファッションアイコンとしてのとしての顔もある。
「そんな風に言ってもらえることに全くプレッシャーがないといえばウソですが、ファッションを楽しむことは僕にはとても自然なこと。幼いころからおしゃれが好きで、自分らしいスタイルを探すことを楽しんできました。長く応援してくれているファンの中には、ファッションアイコンになっていく過程を、成長記録のように楽しんでくれている方もいるのかも(笑)。音楽もファッションも、自分が好きなことを仕事にできるのはすごく素敵なことだなと、日々実感しています。」
2016.2.27 発売 ELLE JAPON 4月号 増刊号 より
約束のために
成熟のときを迎え、さらに先へ。5人が交わした約束とは?
09に日本でメジャーデビューを果たして以来まさに爆発的に中毒者を増やし
「海外アーティスト史上初」の冠がつく数々の記録を打ち出しているBIGBANG
今年もアジアを代表するモンスターグループの快進撃が続いている。
ワールドツアーにおける日本公演であり、海外アーティスト史上初の三年連続かつ
史上最多91万人超動員となったドームツアー
「BIGBANG WORLD TOUR 2015-2016〔MADE IN JAPAN〕」を敢行。
このツアーの開催記念となる japan new albam 『MADE SERIES』が
2月3日にリリースされ、チャートを圧巻させた。
未来を予想しない5人だからこそ限界がない
「年齢と経験を重ねて人間としてもグループとしても成熟してきた今、表現できることのすべてが入っているアルバムです。以前は個人的な内容をを歌うことが多かったのですが、今回はわかりやすいセンテンスも入れて、たくさんの人に共感してもらえる歌詞を目指しました。着飾った言葉ではなく、孫子をを込めた言葉でリアリティを出せたと思っています。」(G-DRAGON)「久しぶりに日本語バージョンも入っています。新曲が出るとすぐに韓国語の歌詞を覚えて歌ってくれる姿にも感動しますが、LIVEの時に皆さんと一緒に日本語の歌詞を歌いながら盛り上がれるのはやっぱりうれしいですね」(V.I)最年長のT.O.Pが「僕たちの魅力は、メンバーそれぞれの性格が全く違うこと。本当にバラバラです(笑)。新曲やLIVEに関する意見を出し合う時も、広い視野を持っている人から、ディテールにこだわる人までいて、すごくバランスのいいチームだなあと思います。」と、語るように5つの星が手を取りあったときに予想できないほどの化学反応が起こる。「みんな個性が違うけど仲がいいし、とにかくステージの上での相性がばつぐんにいい。ファンの皆さんはそういうところを見て、応援してくれているんだと思いますね」(SOL)待望のニューアルバムをリリースして、新たなスタートを切った今。5人の瞳にはどんな未来が映っているのだろう。「ステージの上でも言ったことがあると思うのですが、‘楽しくなくなったらやめよう‘っていうのが5人の約束。これから先、好きな音楽のジャンルは変わっていくかもしれないけど、楽しむ心さえあれば大丈夫。そしてそれ以外、未来について決まっていることは全くないんです。何も決まっていないからこそ、限界がない。それがBIGBANGです。
2016.2.27 発売 ELLE JAPON 4月号 増刊号 より